世界陸上ベルリン大会
100m9秒58、200m19秒19。こんな記録を二足歩行の人類が出すのはもっと遠い未来のことだと思っていました。しかし、たった何日か前に「過去の出来事」になりました。一般的には「速ぇ~な~!」で終わってしまうでしょうが、陸上競技をかじった事のある方、特に短距離種目を専門に取り組んでいた方には、とんでもない記録というレベルを遥かに超越した領域の記録だと感じているんではないでしょうか。それほど、今回ウサイン・ボルトが出した記録は超人的なんです。
「走る・跳ぶ・投げる」人間の運動能力の基本的能力で勝負する陸上競技は、個人の先天的な身体能力や体格・体力が、競技結果を左右することは否定できません。しかし、それだけでは世界はもちろん、日本国内の大会や都道府県レベルの大会ですら、頂点に立つことは極めて厳しいと思われます。よく「あいつらは素質が違う」ということを聞きますが、こう言う人達は、”素質=生まれつきの能力”というふうに思っているんでしょうね。私個人的というか多くのアスリート(元アスリート含)が認識している素質とは「生まれつきの能力+その能力を高めようと努力する姿勢」という公式で理解しているようです。つまり、この時点で”素質”に差が出ているんですね。これは陸上競技に限らず、他のスポーツはもちろん、仕事や勉強・趣味にも当てはまると思います。今回のボルトの二つの世界新記録は、前途の公式を見事に証明したと言えるでしょうね。
それにしても世界陸上のテレビ中継。「このあと100m決勝」とか視聴者を煽っておきながら、平気で2時間も3時間も引っ張って・・・。私は経験上、ウォーミングアップの映像がLIVEで流れると競技開始時間が大体想定できます。しかし、一般の方は「このあとすぐ」とか言われると、CMの後に始まるもんだと思うでしょうから、あの放送スタイルはかなり嫌がらせですよね。今日の種目を紹介する時に、何時に始まるのかも紹介してくれたらいいんですが。陸上競技はほぼプログラム通りに進行していくので、競技開始時刻を紹介するのは容易なことだと思いますが。
まあ、なにはともかく、改めて陸上選手の運動能力の高さを実感しました。更に、久しぶりに競技場に行って走ってみようかなと、心も揺さぶられた一週間でした。
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