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2009年6月21日 (日)

情けない…

やっちゃいましたね・・・。近畿大学ボクシング部の一部の部員の失態。一部の部員のせいで他のまじめな部員はもちろん、格闘技全体がヒールに扱われるんですね。野球やサッカーなら部の活動停止や大会出場停止と言った処分が妥当でも、こと格闘系の部活動では先の処分に加えて「すぐ武力で制圧しようとする」という悪評が必ず付加されるんです。よく言われる事ですが、格闘技の心得がある者は絶対手を出したらいけない。当然です。普段から体を凶器のように鍛え上げ、相手の攻撃を交わしてこちらの攻撃を当てるということを、体に染み込ませている訳ですからね。街で襲われて必要以上に反撃してしまい、相手にかなりのダメージを与えてしまうと、防衛手段で取った行為が裏目に出ることさえ懸念されるぐらいですしね。今回の一部の部員もボクシング技術と体は上級だったと思われます。しかし心・技・体の心の部分が超下級だったんでしょう。それ故にあのような失態につながったんだと思います。一番大事な部分なんですけどね。心が。格闘技は相手を倒すために自分を鍛える。そのために自分を制することができない以上、相手には勝てません。今回の件で捕まった部員は二度とボクシングができないのは自業自得として、他の部員は貴重なボクシング人生を台無しにされて本当に気の毒です。私も時々少年達に空手を教えていますが、必ず言っていることは「今教えていることは、絶対に学校でやったらいけないよ」と。小学生だけでなく大学生にも言わないといけませんね。

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2009年6月 7日 (日)

まだまだです

私は空手を始めて4年になりました。今通っている道場のオープンと同時に始めていて、この道場も本部以外に支部を持つまでになりました。私も時々支部に少年部の指導のお手伝いとして足を運んでいますが、先日ちょっとした事件が起きかけました。起きかけたというのは、事件にまでは発展しなかったのですが、少年部の生徒とその保護者の方が一緒にお手洗いに行った際に、「不審者らしき人が後をつけて来た」と我々指導員に連絡してくれました。その時そこにいた指導員は私と師範の二人。私は初段で師範は四段ですので、万が一の時には”それなり”の対応を心得ています。黒帯を締め直し、二人で稽古場近辺をパトロールしました。まあ、幸いなことに”私達の目には”不審者らしき人物は見当たりませんでした。親御さんから大事なお子様を預かって指導していますので一安心といったとこですが、最近不審者情報が多発している地域ですので、今後も気を引き締めておかないと、いつ何が起きるか分からないこのご時勢ですからね。ただ、今思えば黒帯を締めなおして有事に備えて見回りすれば、大抵の不審者もそこでの直接行動は控えるでしょうね。本当に不審者を見つけて警察に連絡しようと思うなら、私服でそれと悟られないように見回ればいいものを、わざわざ帯を締め直し、不審者を見つけ次第スパーリングをしようという心の奥底の闘争本能が出てしまったことは、まだまだ精神面での稽古が足らないんだと思います。「我、いまだ木鶏(もっけい)に足らず」という双葉山だったか大鵬だったか、とにかく大横綱が残した言葉があります。本当に強い鶏は威嚇せずに自然体を貫き、その様はまるで木鶏のように微動だにしない意味を示すのですが、今回の事象はまったくそれができなかったですね。真の武道家までは、まだまだ道のりは遠いことを実感した出来事でした。

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